オープンスペース設計とは?折戸で実現する開放感と柔軟な空間活用の考え方・事例5選

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「オープンスペースを設計して利用者を集めたい」

「利用者が快適に過ごせるスペースを用意したい」

本記事を読んでいる人の中には、こうした悩みを書きだしている方もいるでしょう。

オープンスペース設計は、単に広い場所を作る作業ではありません。訪れる人が自然に集まり、活動に合わせて形を変えられる柔軟性が求められます。

本記事では、開放感と使いやすさを両立させる設計の考え方や、具体的な解決策をまとめました。

オープンスペースの設計にお悩みなら「株式会社TOKO」へご相談ください!

株式会社TOKO

  1. オープンスペース設計とは
    1. 「広い空間」ではなく「使われ続ける空間」が求められる理由
    2. 運営効率・利用者満足度・安全配慮を同時に成立させる必要性
    3. 利用者・運営者・管理者それぞれに異なるオープンスペースの価値
  2. 折戸を取り入れることで変わるオープンスペースの設計
    1. 開け放つ・仕切るを切り替えられることで生まれる運用の柔軟性
    2. 閉塞感を抑えながら用途変更に対応できる安心感
    3. 固定壁では実現しにくい「視線の抜け」と「一体感」の演出
    4. 人の集まり方・滞留時間に変化を与える空間構成
  3. 【運営・管理視点】折戸をオープンスペース設計で活用するメリット
    1. イベント・会議・日常利用を一つの空間で成立させやすい
    2. 将来的なレイアウト変更・用途転換を見据えた設計を行える
  4. オープンスペースの設計で折戸を活用した事例5選
    1. 社会福祉法人峰栄会特別養護老人ホームさぎの宮寮|全面開放による開放感の演出
    2. プレザングラン南雪谷|眺望と庭園の一体感を高める空間設計
    3. ももポート|集会所の利用形態を広げる柔軟な空間づくり
    4. 西条北中学校屋内運動場|開放感とコンパクトな折りたたみ性
    5. 学校法人渡辺学園 中央こども園|安全性と開放性を両立した幼児施設
  5. オープンスペースの設計にお悩みなら「株式会社TOKO」へご相談ください!

オープンスペース設計とは

オープンスペース設計とは

オープンスペース設計とは、壁や間仕切りを固定せず、人や活動が自由に展開できる余地を持たせた空間づくりのことです。

単に仕切りを減らして広さを確保するのではなく、来訪者や利用者が自然に集い、移動し、滞留する流れを前提に空間構成を検討する点が特徴です。

この設計では、日常的な利用だけでなく、イベントや会議、集客施策といった非日常的な使われ方も視野に入れ、レイアウトの柔軟性と快適性を両立させることが求められます。

そのため、視線の抜け方、動線の重なり方、空間の可変性を同時に考慮しながら、使われ続ける空間として成立させる設計プロセスが重要です。

「広い空間」ではなく「使われ続ける空間」が求められる理由

オープンスペースにおいて大切な要素は、来訪者や利用者が目的に応じて場所を使い分けられる柔軟性です。

ただ広いだけの場所では、中での滞留や回遊が生まれにくい傾向があるため、利用者の行動を促す動線の設計が求められます。

普段の利用から特別なイベントまで、用途に合わせて開けたり仕切ったりできるようになると、空間の価値が高まります。設計段階から使う人の動きを想像して、柔軟に形を変えられる仕組みを整えましょう。

運営効率・利用者満足度・安全配慮を同時に成立させる必要性

オープンスペースは開放感が強い反面、プライバシーの確保や視線の管理が課題です。運営面では、利用者の動きに合わせて区画を変更できる仕組みが、運用の円滑化につながるでしょう。

例えば、相談会では周囲の目を遮る仕切りを使い、交流会では全開放する工夫が必要です。

安全面への配慮として、段差のない移動経路の確保や、歩く人と作業する人を分ける分離も設計段階から検討してください。利用者の満足感と、管理する側の負担のバランスを設計に反映させることが重要です。

細かな調整を丁寧に行うことで、誰もが安心して過ごせる場所が完成するでしょう。

利用者・運営者・管理者それぞれに異なるオープンスペースの価値

オープンスペースが持つ価値は、立場によって異なります。利用者にとっては、動きやすさや快適性、居心地の良さ、そして視線が抜ける開放感が重要です。直感的に使いやすい空間であることが、満足度に直結します。

一方、運営者にとっては、多用途に対応できる柔軟性や稼働率の向上が重要です。イベント開催時などにもレイアウトを変更しやすい空間は、運用面での選択肢を広げます。

管理者の視点では、清掃や安全管理のしやすさ、動線が明確であることが重視されます。それぞれの期待や課題を設計段階で整理し、優先度を明確にしたうえで設計要件に落とし込むことが、質の高いオープンスペース設計につながるでしょう。

折戸を取り入れることで変わるオープンスペースの設計

折戸を取り入れることで変わるオープンスペースの設計

折戸は、オープンスペースの可能性を大きく広げるアイテムです。

  • 開け放つ・仕切るを切り替えられることで生まれる運用の柔軟性
  • 閉塞感を抑えながら用途変更に対応できる安心感
  • 固定壁では実現しにくい「視線の抜け」と「一体感」の演出
  • 人の集まり方・滞留時間に変化を与える空間構成

ここでは、空間を分けたりつなげたりする作業が簡単になる理由を紹介します。

開け放つ・仕切るを切り替えられることで生まれる運用の柔軟性

折戸を全開放すれば、複数の区画をつなげた単一の大きなオープンスペースとして運用できます。日常的には開放的な交流空間として利用し、来訪者の回遊性を高める設計が可能です。

一方で、折戸を部分的に閉じることで、小会議スペースや相談ブース、展示エリアなどへと用途転換が行えます。時間帯やイベント内容に応じて空間構成を動的に変更できるため、同一空間でも多様な使われ方を成立させやすくなります。

閉塞感を抑えながら用途変更に対応できる安心感

折戸はパネルを折り畳む構造のため、開放時には厚みを最小限に抑えられ、視覚的な圧迫感が生じにくい点が特長です。閉じた状態でも、ガラスや半透明素材を採用することで、視線の抜けや光の透過性を確保する設計が可能です。

そのため、用途変更の際にも空間が重たく見えにくく、利用者に安心感を与えます。仕切る必要がある場面でも、閉塞的な印象を抑えながら機能を切り替えられる点は、オープンスペースとの相性の良さを示しています。

固定壁では実現しにくい「視線の抜け」と「一体感」の演出

折戸を開いた状態では、空間全体に視線の抜けが生まれ、複数のエリアが一体となった大空間として演出できます。固定壁では難しい、柔らかな境界を持つ空間構成が可能です。

また、必要に応じて折戸を閉じることで、視覚的なつながりを保ちながら空間を区切れる点も特徴です。利用者が自由に交流・移動できる空間体験を設計できることは、オープンスペースの価値を高める要素となります。

人の集まり方・滞留時間に変化を与える空間構成

折戸を開放した状態では、視覚的な広がりと動線の連続性によって、人が自然に集まりやすい環境が生まれます。明るく開けた方向へと視線が誘導されることで、交流や滞留が発生しやすくなります。

一方、仕切りを部分的に設けることで、意図的に滞留ポイントをつくることも可能です。人が集まりやすい位置に折戸を配置することで、用途ごとにメリハリのあるゾーニング設計が実現します。

【運営・管理視点】折戸をオープンスペース設計で活用するメリット

【運営・管理視点】折戸をオープンスペース設計で活用するメリット

運営や管理を行う立場から見ると、折戸には作業の負担を減らし、建物の価値を保つ利点が多いです。

  • イベント・会議・日常利用を一つの空間で成立させやすい
  • 将来的なレイアウト変更・用途転換を見据えた設計を行える

折戸を選ぶことは、長期的な視点で見ても賢い選択といえるでしょう。

イベント・会議・日常利用を一つの空間で成立させやすい

折戸を開閉するだけで区画を即座に変更できるため、イベント、会議、日常利用を同一空間で切り替えて運用できます。固定壁がないことで、用途転換に伴う準備時間や調整負担を削減可能です。

また、利用者の滞在動機や滞留時間を高める空間構成が可能となり、オープンスペース全体の稼働率向上にもつながります。

将来的なレイアウト変更・用途転換を見据えた設計を行える

折戸は固定壁と異なり、将来的なレイアウト変更や用途転換が発生した場合でも、撤去や再配置が比較的容易です。これにより、大規模な改修工事を伴わずに空間の再構成が行えます。

用途変更やゾーニング変更に柔軟に対応できる設計は、長期的な運用コストの抑制につながるでしょう。

オープンスペースの設計で折戸を活用した事例5選

実際に折戸を導入して、素晴らしいオープンスペースを実現した5つの事例を紹介します。

  • 社会福祉法人峰栄会特別養護老人ホームさぎの宮寮|全面開放による開放感の演出
  • プレザングラン南雪谷|眺望と庭園の一体感を高める空間設計
  • ももポート|集会所の利用形態を広げる柔軟な空間づくり
  • 西条北中学校屋内運動場|開放感とコンパクトな折りたたみ性
  • 学校法人渡辺学園 中央こども園|安全性と開放性を両立した幼児施設

各事例の詳しい内容を見ていきましょう。

社会福祉法人峰栄会特別養護老人ホームさぎの宮寮|全面開放による開放感の演出

社会福祉法人峰栄会特別養護老人ホームさぎの宮寮|全面開放による開放感の演出

折戸を採用することで、大きな開口部を実現し、室内と外が一体となった開放感を空間にもたらしました。

3階にある屋上テラスに設置するため、強い風や雨に耐える性能や、空気を通さない気密性能をしっかり確保した設計のニーズに対応しています。

利用者や施設を建てた方からも、全面開放した際の心地よさや、外部とのつながりに対して高い評価をいただきました。将来はより床を平らにする仕様にも対応し、安全性を高めた運用を期待する声があがっています。

本事例の詳細は、以下の記事でご確認ください。

関連記事:全面開放には「あけてんで」 | 設計者の声

プレザングラン南雪谷|眺望と庭園の一体感を高める空間設計

プレザングラン南雪谷|眺望と庭園の一体感を高める空間設計

5階の食堂と屋上にある庭園をつなぐ場所に、大きな開口部を作る設計として折戸を採用し、広がりを演出しました。折戸を使用することで、室内と外の視線が通り、一体感を期待した以上に実現できています。

下の枠を平らにして段差をなくしたことで、車いすでの移動も安全に行えるバリアフリーな設計を整えました。施設でのイベントでも空間の広がりが好評となり、場所の利用頻度が増える結果につながっています。

本事例の詳細は、以下の記事でご確認ください。

関連記事:期待していた以上に広がりのある空間が出来て満足 | 設計者の声

ももポート|集会所の利用形態を広げる柔軟な空間づくり

ももポート|集会所の利用形態を広げる柔軟な空間づくり

既存の壁を取り払って折戸を採用したことで、外と中を柔らかくつなぐ開放的な空間を実現しました。一般的なサッシでは得られない、光を通す透過性の高い場所として、建物の印象を新しく変えています。

折戸を開け放つことで、多様な集会に合わせて自由に場所の使い方を変えられる柔軟性が向上しました。利用者や施設を建てた方からも、集会所での人の動きや雰囲気が良くなった点について高い評価を得ています。

本事例の詳細は、以下の記事でご確認ください。

関連記事:集会所の利用形態の幅が広がり、空間の印象も刷新 | 設計者の声

西条北中学校屋内運動場|開放感とコンパクトな折りたたみ性

西条北中学校屋内運動場|開放感とコンパクトな折りたたみ性

格子のような形をした折戸により、ボールが外に出ない性能と、大きな開口部の確保を両立させた設計を採用しました。木材の格子を使ったことで、温かみのある印象を与え、周囲の環境とも調和した場所になっています。

折戸をたたんだ時にコンパクトに収まるため、開放した際の視界や人の通り道を邪魔しない工夫ができました。設計者からも、他にないデザインの良さで違いを出せた点を評価されています。

本事例の詳細は、以下の記事でご確認ください。

関連記事:開放感とコンパクトな折りたたみ代 | 設計者の声

学校法人渡辺学園 中央こども園|安全性と開放性を両立した幼児施設

学校法人渡辺学園 中央こども園|安全性と開放性を両立した幼児施設

幼児園のニーズに応えるため、大きな有効開口を確保できる折戸を導入しました。下の枠を平らにする仕様を選んだため、段差がなく安全性が高まり、園児や保護者に安心感を提供しています。

折戸を開けることで、室内と外の視線や空気の流れがつながり、自由な雰囲気を感じる空間が完成しました。設計の提案時に、お客様の困りごとを解決する性能が一致したため、安心して採用できる製品として評価されています。

本事例の詳細は、以下の記事でご確認ください。

関連記事:お客様のニーズにマッチしており、毎回安心して提案できます | 設計者の声

オープンスペースの設計にお悩みなら「株式会社TOKO」へご相談ください!

オープンスペース設計では、単に広い面積を確保するのではなく、利用者の行動や運営方法に合わせて「使われ続ける空間」を作る視点が大切です。折戸は、開け放つ・仕切るを柔軟に切り替えられることで、開放感と用途変更の両立を可能にします。

株式会社TOKOの折戸は、福祉施設や学校、公共施設など多くの現場で選ばれています。

お客様の理想とする空間を形にするため、専門のスタッフが丁寧にサポートいたします。理想のオープンスペースづくりを、私たちと一緒に始めましょう!

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