木造ビルが注目されている中、折戸でも・・・!!

この記事は約4分で読めます。

木造建築の最新動向

国内初純木造ビル

少し古い話だが、コロナの真っただ中ではあった2021年、建築業界に国内初のニュースが流れた。

仙台に国内初の「純木造ビル(高惣木工ビル)」の完成だ。

7階建てのそのビルは正面はガラス張りになっており、そのガラス越しからでも内部の柱や筋交いの木目が見て取る事が出来た。それが、7階までの全フロアで・・・。

今までの木造建築物はお城や神社仏閣を除けば、低階層部の話であった為、初めて見る縦に延びた木造柱に凄く圧倒されたのを覚えています。

普及型純木造ビル

それ以降も、純木造8階建てAQ Group本社ビルが2024年に竣工。

このビルは、普及できる構法と価格帯への実証実験ビル「普及型純木造ビル」のプロトタイプとして完成した。日本で普及している住宅用プレカット工場で製材、加工された木材で建築されており、その他、建築金物なども特殊なものは極力使用せず、普及しているものを活用している。※1

又、東京・日本橋に国内最大・最高層純木造ビルが建築されており、2026年に竣工される予定だ。

このように、現在、木材を使った高層ビルや大規模建築が急速に増え始めている。

以前、増え始めているきっかけに(動きを後押しした)なったのは法整備「都市の木造化推進法」から、という話を何かの記事で読んだことがあります。日本の国土は70%が森林です。その独特の地域性を生かしつつ、木造構造のメリット(建設工期(人件費等)の短縮、CO2削減、地産地消の地域振興・・等)を踏まえると、主要都市だけではなくも全国にも木造ビルの計画が広まっていくと思っています。

※「都市の木造化推進法」は、日本国内で木材利用を促進するために制定された法律であり、都市部で木造建築物を立てやすくする為の国の取り組みです。

 

と、ここまでは、私の薄い想い出、薄い知識で木造を語らせて頂きましたが、木造建築が注目される今、建物の構造だけではなく、内装や建具にも木材利用のニーズが高まっています。
特に折戸の分野でも、木の温かみや環境への配慮を取り入れた新しい商品が求められるようになりました。
我が社㈱TOKOも時代の流れに合わせて環境に配慮した商品が存在するんです!!

その名も・・・

イスターカーテン「うららぎ」  

折戸業界№1の㈱TOKOが開発した自信満々の商品です。

特徴としては3つ!

木格子(杉)

「うららぎ」の一番の特徴は、地産木材(杉)を使用した格子デザインが特徴です。格子自然の温かみを感じることができ、施設全体の雰囲気を和らげます。和風・洋風を問わずに様々な建築スタイルに調和し、意匠性の高い空間を演出させます。

木格子自体も簡単に取付が出来る為、地産木材等でも対応する事が可能です。

  

採光管理

縦の格子状になっており、格子と格子の間からは、直射日光を和らげ拡散された柔らかな光を室内に取り込んでいきます。又、格子が作り出す陰影は時間や季節とともに変化する為、光による空間演出を可能にしています。

通行制限

木格子はアルミ製の場合の堅牢なイメージではなく、視覚的な制限・心理的な制限を与える事ができます。

折れて収納する事で有効開口を広く確保し開放的な通路に、閉めた際には木格子と内装材(木)との調和も楽しむ事ができ、単なる通行制限の建具という概念を払拭してくれます。

まとめ

木材利用は、地球温暖化の防止や持続可能な社会の実現に貢献する重要な手段として注目されています。木造建築は、木材が成長過程で吸収したCO2を貯蔵し、製造・加工時のエネルギー消費量が少ないため、CO2排出量の削減に大きく貢献する可能性を秘めています。

ある研究では、木造の建物のCO2排出量は、同等の鉄骨造の建物に比べて約19%少ないと報告されており、さらにエネルギー消費の面では、鉄骨造の建物に比べて28〜47%低いという研究結果もあります。

又、木は、育った環境外(地域外)で使用した際と、環境内で使用した際では、経年による劣化や風合いが異なってくると聞いた事があります。国内での地産地消はもとより、林業の盛んな地域での活用を木造建築だけでなく木製の建具、家具が増えていく事で、地域発展や先述した環境への負担が減ることに期待したいです。

「うららぎ」は純木製ではないものの、主要部材に木を使うことで、木の温もりと耐久性・施工性を両立し、環境負荷軽減に貢献していると思っています。

環境にも優しく、又、木の柔らかさ・優しさを目で楽しめる・・・、今までにはない折戸タイプの木製建具。木造空間との一体感を演出するアイテムとして検討して頂けると幸いです。

 

~紹介商品~

うららぎ | 商品情報 | 株式会社TOKO公式ホームページ 空間創造建材のアルミ折戸 イスターカーテン

 

一部引用先

※1日本初※、純木造8階建てAQ Group本社  今までの木造ビル建設の1/2の費用、坪145万円で実証実験ビルが完成 | 株式会社AQ Groupのプレスリリース 

 

タイトルとURLをコピーしました