店舗の外観をおしゃれにして、通行人の目を引きたいと考える経営者の方は少なくないでしょう。
店舗のブランドイメージを発信し、集客につなげたい方は、シャッターのデザインを工夫するのがおすすめです。
本記事では、店舗におしゃれなシャッターを設置するメリットや代表的な店舗用シャッターの種類を解説します。
おしゃれな店舗用シャッターの施工事例も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、店舗用シャッターのデザインや設置に関して専門家に相談したい方は、ぜひ「株式会社TOKO」にご連絡ください。
おしゃれな店舗用シャッターの施工事例5選
おしゃれな店舗用シャッターの施工事例を5つ紹介します。
- 店舗の開放感とデザイン性を両立 | 道の駅 南えちぜん山海里
- 開放感と眺望を活かした店舗シャッター | 福岡空港 国内線 ソラガミエール
- 戸袋に納めることで開口部を有効活用 | サンジェルマンタンドレス有楽町店
- 店舗の雰囲気に合わせた中桟使用も可能 | ラ・ラ・シャンス迎賓館
- 全開放することで広い開口を活用 | 金津本陣にぎわい広場
各事例から店舗づくりのヒントを見つけてください。
店舗の開放感とデザイン性を両立 | 道の駅 南えちぜん山海里
「道の駅 南えちぜん山海里」では、コーナー部分にも設置できる折戸タイプのシャッターが採用されています。
折戸タイプのシャッターは、全開時に扉の合わせ部分に柱が残らない構造が特徴で、開口部を遮るものがなく、店舗の開放的な雰囲気を最大限に活かせます。
また、営業時間外にシャッターを閉めて、関係者以外の立ち入りを制限しつつも、ガラス面から店内の様子を見せることも可能です。
開放感と眺望を活かした店舗シャッター | 福岡空港 国内線 ソラガミエール
「福岡空港 国内線 ソラガミエール」では、大きな開口部を持つ折戸「イスターカーテン(あけてんで)」が採用されています。
イスターカーテンは、以下の項目でビル用サッシと同等の性能を持ち合わせています。
- 気密性(空気の漏れ具合)
- 水密性(雨水の水遮断度合)
- 耐風圧性(暴風に耐性度合)
- 遮音性(音の遮断度合)
イスターカーテンにより、快適で開放感あふれる空間と飛行場ならではの眺望を活かした店舗づくりが実現しました。
戸袋に納めることで開口部を有効活用 | サンジェルマンタンドレス有楽町店
「サンジェルマンタンドレス有楽町店」では、スリムなデザインの折戸シャッターを採用しています。
折戸シャッターは美しい曲線を描く壁面にも対応可能で、開けた扉は壁際に設けられた戸袋へすっきりと収納できます。
また、フレームが細いスリムな設計でありながら、必要な強度と店内の様子が見えるシースルー性を両立できるのも折戸シャッターならではのメリットです。
店舗の雰囲気に合わせた中桟使用も可能 | ラ・ラ・シャンス迎賓館
「ラ・ラ・シャンス迎賓館」では、ワイドタイプの折戸シャッターが採用されています。
ワイドタイプの折戸シャッターは、フラットでシンプルなワイドパネル設計が特徴で、洗練された直線的な美しさと、中の様子がよく見える高い可視性を実現します。
また、施設の雰囲気にあわせて、パネルの途中に框を追加して仕切りを入れるカスタマイズも可能です。
中桟はデザインにアクセントを加え、よりオリジナリティの高い意匠を創り出せます。
全開放することで広い開口を活用 | 金津本陣にぎわい広場
「金津本陣にぎわい広場」では、おしゃれで機能性に優れたワイドパネルタイプの折戸シャッターが活躍しています。
ワイドパネルタイプの折戸シャッターは全開放にも対応しているため、イベント時や交流スペースとして利用する際は、屋内と屋外が一体となった開放的な空間を演出できます。
また、シャッターを閉めた状態でもガラス面から店内の様子がうかがえるので、施設全体のにぎやかな雰囲気を演出しつつも、利用者の安全性を高めることも可能です。
株式会社TOKOの横引きシャッター「イスターカーテン」は、スタイリッシュな外観で建築意匠に調和します。
イスターカーテンの他の施工事例を詳しく知りたい方は、以下のページもあわせてご覧ください。
店舗におしゃれなシャッターを設置する2つのメリット
店舗におしゃれなシャッターを設置する2つのメリットは、以下のとおりです。
- ブランドの世界観や店舗の個性を伝えられる
- 店舗の差別化につながる
おしゃれなシャッターを設置するメリットは、単に見た目が良くなるだけではありません。店舗運営の集客やブランディングの面でも重要な役割を担います。
ブランドの世界観や店舗の個性を伝えられる
店舗におしゃれなシャッターを設置すると、ブランドの世界観や店舗の個性を、来店客や通りがかりの方々に強く印象づけられます。
デザイン性に優れたシャッターは、単なる防犯や目隠しなどの機能的な役割を超え、店舗の外観そのものに個性や美しさをもたらす「顔」としての役割を果たします。
閉店時でさえもブランドイメージを発信し続けるシャッターは、24時間働く広告塔といっても過言ではありません。
店舗の差別化につながる
おしゃれなシャッターを設置すると、競合する他の店舗との明確な差別化につなげられます。
視認性が高くデザイン性に優れた外観は、多くの建物が並ぶ街中で通行人の目を引き、店舗の個性やブランドイメージを強く印象づけることが可能です。
特に、周辺の店舗が一般的なシャッターを使っている場合、デザイン性の高いシャッターは、唯一無二の独自性を際立たせます。
代表的な店舗用シャッターの5つの種類
代表的な店舗用シャッターの5つの種類は、以下のとおりです。
- 横引きシャッター
- スラットシャッター
- グリルシャッター
- 上部開放シャッター
- 木目調・天然木シャッター
それぞれの特徴を理解し、店舗に最適なシャッターを選びましょう。
横引きシャッター
横引きシャッターは、扉を左右にスライドさせて開閉するタイプのシャッターです。上下に開閉する従来のシャッターと異なり、天井にシャッターを収納するスペースが必要ありません。
そのため、天井が低い場所や、梁があって収納スペースを確保できない場所にも設置できます。
また、カーブした壁面に沿って設置するのも可能なため、デザインの自由度が高いのが魅力です。
スラットシャッター
スラットシャッターは、細長い板状の部材(スラット)を連結させてカーテン面を構成する、オーソドックスなタイプのシャッターです。
シンプルでスタイリッシュな外観で、どのような店舗デザインにもあわせられます。
また、スラットシャッターは防犯性や耐久性などの基本性能も高いため、デザインと機能のバランスが取りたい方におすすめです。
グリルシャッター
グリルシャッターは、スチールやステンレス製のパイプを格子状に組んで作られたシャッターで、シャッターを閉めていても、格子越しに店内の雰囲気を伝えられるのが特徴です。
グリルシャッターの「見せる防犯」のスタイルは、夜間や休業日でも店舗の魅力を通行人にアピールし、集客効果が期待できるでしょう。
ショーウィンドウのように活用できるため、アパレル店や雑貨店など、商品の見せ方が重要な店舗に適しています。
上部開放シャッター
スラットシャッターとグリルシャッターを組み合わせて、シャッターの上部にグリルを採用した上部排煙シャッターです。開口部を守りながら通気、換気、採光が可能です。
利便性とデザイン性の両方を満たしたい場合には、上部開放シャッターがおすすめです。
木目調・天然木シャッター
木目調・天然木シャッターは、温かみや高級感を演出したい場合に適したシャッターです。
木目調のデザインや天然木を使用したシャッターは、外観に自然な風合いと上質な雰囲気をもたらします。
和風建築の店舗はもちろん、ナチュラルなテイストのカフェやオーガニック製品を扱う店舗にも問題なく調和するでしょう。
近年では、本物の木材のような美しい質感を持ちながら、高い耐久性や防水性を備えた製品も登場しています。
店舗イメージやブランドに合う店舗用シャッターの選び方
店舗イメージやブランドに合う店舗用シャッターの選び方は、以下のとおりです。
- 使用目的・設置場所を明確にする
- デザインと店舗イメージを統一する
- 素材の違いを考慮する
これらのポイントを順番に検討すると、イメージに適したシャッター選びができるはずです。
使用目的・設置場所を明確にする
店舗用シャッターを選ぶ際は、使用目的と設置場所を明確にしましょう。
シャッターに求める役割は、防犯・防災、デザイン性の向上など、店舗によってさまざまです。目的や設置場所によって、最適なシャッターの種類や素材は大きく異なります。
もし、人通りの多い路面店で防犯性を重視するなら、頑丈な重量シャッターや防犯シャッターがよいでしょう。
一方で、閉店中も店内の商品を見せて集客につなげたいアパレル店なら、透過性の高いパイプシャッターが適しています。
デザインと店舗イメージを統一する
シャッターのデザインを、店舗全体のイメージと統一させることも重要です。外装やシャッターのデザインを店舗のコンセプトやブランドカラーに合わせて選びましょう。
店舗とシャッターが一体化すると、ブランドの世界観や個性を来店客や通行人に強く印象づけられます。
例えば、モダンな店舗ならメタリックな素材、ナチュラルな店舗なら木目調を選ぶなど、シャッターを店舗デザインの一部にとらえることで、他店との差別化を図れます。
素材の違いを考慮する
シャッターの素材によって、デザイン性だけでなく、耐久性やメンテナンスの手間などが大きく異なります。
そのため、店舗に合うシャッターを選ぶ際は、素材の違いをしっかり考慮するのも大切です。
例えば、シャープで現代的な印象を与えるステンレスやアルミ製のシャッターは、錆びにくくメンテナンスが容易です。
一方、木製のシャッターは温かみがあり、ナチュラルな雰囲気を演出できますが、定期的なメンテナンスが必要になります。
おしゃれな店舗用シャッターに関するよくある質問
おしゃれな店舗用シャッターを検討する際に、よく寄せられる質問と回答をまとめました。
- おしゃれな店舗用シャッターにすると防犯性は下がりますか?
- 店舗のシャッターをおしゃれにしたい場合はどこに相談すればいいですか?
導入前の不安や疑問を解消しておきましょう。
おしゃれな店舗用シャッターにすると防犯性は下がりますか?
おしゃれなシャッターにしても、必ずしも防犯性が下がるわけではありません。「デザイン性が高い=壊れやすい」のイメージは誤解です。
シャッターは設置するだけで侵入をためらわせる心理的な効果があり、素材・構造選びや施錠方法を工夫すれば、高い防犯性を維持できます。
デザインと防犯性の両方を満たす製品は数多く存在するため、専門業者に相談し、目的に合ったシャッターを選びましょう。
店舗のシャッターをおしゃれにしたい場合はどこに相談すればいいですか?
店舗のシャッターをおしゃれにしたい場合、シャッターの専門業者や、店舗デザインを得意とする設計事務所に相談するのがおすすめです。
シャッターのデザインや施工には専門的な知識が必要で、塗装や装飾の方法によっては動作不良や耐久性の問題が発生する可能性があります。
実績豊富な専門業者であれば、デザイン性と機能性を両立させた提案をしてくれるでしょう。
おしゃれな店舗用シャッターをお探しなら「イスターカーテン」がおすすめ
店舗のシャッターをおしゃれにすると、外観の印象が大きく変わり、通行人の目を引く魅力的な店舗づくりを実現できます。
近年では、デザイン性に優れたシャッターが数多く販売されており、店舗の個性を表現するアイテムとして認知され始めています。
おしゃれなシャッターの導入を検討する際は、専門メーカーに相談することで、店舗に最適なデザインと機能の提案を受けられるでしょう。
なお、店舗用シャッターのデザインや設置に関して専門家に相談したい方は、ぜひ「株式会社TOKO」にご連絡ください。