透明なシャッターの導入事例10選!設置のメリットや選ぶ際の3つのポイントを解説

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透明シャッターは、防犯とPR、開放感と安全性の両立を可能にする優れた建具です。

しかし、実際にどのような場所で、どのように活用されているのかイメージが湧きにくいかもしれません。

この記事では、透明シャッターの導入事例をジャンル別に10選紹介します。

設置で得られるメリットや、自社に最適なシャッターを選ぶ際のポイントも詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

  1. 【ジャンル別】透明なシャッターの導入事例10選
    1. 商業施設/店舗
      1. セルフ栗東インターSS | 作業性と店舗の開放感を高める
      2. 道の駅 南えちぜん山海里 | 営業時間外でも店内の雰囲気や商品を見せる
    2. 学校/文教
      1. 西合志東保育園 | 園児の活動と空間の開放感を両立する
      2. 宮城県農業高等学校 | 全開時に大きな開口を一瞬で確保できる
    3. 病院/福祉施設
      1. 医療介護複合施設 コムフォンテ咲花 | 限られたスペースでも効率的に使える
      2. 地域密着型サービス施設こうの | 明るく親しみやすい受付空間を実現する
    4. オフィス
      1. 救世軍 恵比寿SAビル | 内外をシームレスにつなげる
      2. スリープログループ | 会議やイベントの内容に応じて空間を柔軟に仕切る
    5. 公共施設/一般建築
      1. 築上町役場 | 屋内外の境界を感じさせない開放感を演出する
      2. 南三陸町役場 | 人の交流を促進する空間づくりを実現する
  2. 透明なシャッターに使われている主な素材
  3. 透明なシャッターを店舗に設置する3つのメリット
    1. 店舗内の「見せる力」と「守る力」を両立できる
    2. 視認性・デザイン性が向上する
    3. イメージや用途に合わせて多様な仕様が選べる
  4. 自社に合う透明なシャッターを選ぶための3つのポイント
    1. 素材の特徴を比較する
    2. デザイン・カラーバリエーションを確認する
    3. メンテナンス性・アフターサービスも考慮する
  5. 透明なシャッターを導入するなら施工実績が豊富な「イスターカーテン」がおすすめ

【ジャンル別】透明なシャッターの導入事例10選

【ジャンル別】透明なシャッターの導入事例10選

透明シャッターは、さまざまな場所でその特性を活かして導入されています。

ここでは、5つのジャンル別に10の導入事例を見ていきましょう。

  • 商業施設/店舗
  • 学校/文教
  • 病院/福祉施設
  • オフィス
  • 公共施設/一般建築

それぞれの施設で、透明シャッターがどのように活用され、どのような効果を生み出しているのか、具体的な事例から学んでいきましょう。

商業施設/店舗

商業施設や店舗では、閉店後も店内の商品や雰囲気をアピールできる透明シャッターが人気です。

ここでは2つの事例を紹介します。

  • セルフ栗東インターSS | 作業性と店舗の開放感を高める
  • 道の駅 南えちぜん山海里 | 営業時間外でも店内の雰囲気や商品を見せる

セルフ栗東インターSS | 作業性と店舗の開放感を高める

ガソリンスタンド「セルフ栗東インターSS」では、コーティング作業スペースに透明な折戸シャッターが導入されました。

作業性と店舗の開放感、視認性を高めているのが特徴です。

この折戸タイプの透明シャッターは、カーコーティング作業時に扉を閉めて風やほこりの侵入を防ぎつつ、大開口で素早い開閉が可能なため、車の出入庫がしやすくなります。

また、閉じた状態でも店内の雰囲気や作業の様子を外部から見せることができ、店舗のイメージアップや安心感の提供にもつながっています。

「セルフ栗東インターSS」の施工事例

道の駅 南えちぜん山海里 | 営業時間外でも店内の雰囲気や商品を見せる

「道の駅 南えちぜん山海里」では、コーナー部分に透明な折戸シャッターを設置しました。

全開時には中間柱が残らない構造のため、広々とした空間を確保できます。

一方、閉店時でも店内の雰囲気や商品を見せられます。

透明パネル越しに店内の商品をPRしつつ、関係者以外の立ち入りを制限できるのが特徴です。

視認性と安全性を両立させながら、時間帯に応じて空間を柔軟に使い分けることを可能にした好事例です。

「道の駅 南えちぜん山海里」の施工事例

学校/文教

教育施設では、子どもたちの安全を守りながら、開放的で明るい学習環境をつくるために透明シャッターが活用されています。

  • 西合志東保育園 | 園児の活動と空間の開放感を両立する
  • 宮城県農業高等学校 | 全開時に大きな開口を一瞬で確保できる

西合志東保育園 | 園児の活動と空間の開放感を両立する

「西合志東保育園」では、屋内と園庭をつなぐ大きな開口部に透明な折戸シャッターを導入しました。

シャッターを全開にすると屋内と園庭が一体の空間となり、子どもたちがより自然に近い環境でのびのびと活動できます。

園庭と保育室の間に仕切りがなくなることで、今まで制限されていたことができるようになり、活動の幅が大きく広がりました。

また、イベント時には廊下部分を本部席として活用するなど、空間の多目的な利用を可能にしています。

「西合志東保育園」の施工事例

宮城県農業高等学校 | 全開時に大きな開口を一瞬で確保できる

「宮城県農業高等学校」では、校舎と中庭の間に透明な折戸シャッターを導入しました。

平常時は明るい光を取り込み、快適な学習環境を提供します。

一方で、大型資材の搬入時や災害の避難時には、シャッターを全開にすれば大きな開口を一瞬で確保できるようになっています。

高い気密性なども備え、生徒たちの安全と快適な学びの場を両立させているのが特徴です。

子どもたちにとっても安心の空間を作れるようになりました。

「宮城県農業高等学校」の施工事例

病院/福祉施設

病院/福祉施設

病院や福祉施設では、利用者の安全性と快適性を保ちつつ、開放的な空間をつくるために透明シャッターが役立っています。

  • 医療介護複合施設 コムフォンテ咲花 | 限られたスペースでも効率的に使える
  • 地域密着型サービス施設こうの | 明るく親しみやすい受付空間を実現する

医療介護複合施設 コムフォンテ咲花 | 限られたスペースでも効率的に使える

「医療介護複合施設 コムフォンテ咲花」では、スリムな透明折戸シャッターを採用しました。

扉が折りたたまれて壁際に納まる設計のため、扉の近くに物があってもスムーズに開閉できます。

急いでいる時や忙しい時でも扉の開閉に時間を取られることがありません。

また、デッドスペースもなくなり、限られたスペースを有効活用できるようになりました。

頑丈さと中の様子が見えるシースルー性を兼ね備えており、施設の安全性と開放感を両立できる点が高く評価されています。

「医療介護複合施設 コムフォンテ咲花」の施工事例

地域密着型サービス施設こうの | 明るく親しみやすい受付空間を実現する

「地域密着型サービス施設こうの」では、受付カウンターに透明なカウンター専用折戸シャッターを導入しました。

透けて見えるパネルが明るく親しみやすい雰囲気を演出し、機能性と防犯性を両立しています。

また、カウンター面にレールがなく段差生じない清潔感ある受付カウンターとして利用できるよう

誰もが利用しやすいように環境を整えられのが特徴です。

利用者とのコミュニケーションのしやすさと管理区分の明確化を実現しました。

「地域密着型サービス施設こうの」の施工事例

オフィス

現代のオフィスでは、コミュニケーションの活性化や柔軟な働き方を促す空間づくりが求められます。

透明シャッターは、そのようなニーズに応える間仕切りとして注目されています。

  • 救世軍 恵比寿SAビル | 内外をシームレスにつなげる
  • スリープログループ | 会議やイベントの内容に応じて空間を柔軟に仕切る

救世軍 恵比寿SAビル | 内外をシームレスにつなげる

「救世軍 恵比寿SAビル」では、路面に面したスペースに透明な大開口折戸シャッターを採用しました。

シャッターを全開にすると、柱などの障害物が一切残らず、屋内外が一体化した広大な空間が生まれます。

イベント時には活動範囲を屋外にまで広げられ、高い開放感を演出します。

広々とした空間が訪れた人の心を開放的にしてくれるようになりました。

閉じた状態でも明るさと眺望を保ちつつ、空間の可能性を広げています。

「救世軍 恵比寿SAビル」の施工事例

スリープログループ | 会議やイベントの内容に応じて空間を柔軟に仕切る

「スリープログループ」のオフィスでは、会議室の間仕切りとして透明な折戸シャッターを導入しました。

フラットでシンプルなパネルデザインが、閉じた状態でも圧迫感を与えず、空間の明るさを損ないません。

また、スムーズな開閉操作が可能で、会議やイベントの内容に応じて素早く空間を仕切ったり、つなげたりできます。

柔軟なオフィス運用を実現する、機能的な間仕切りです。

状況や環境に応じて柔軟に変化できるため、活躍の幅が広いのが特徴です。

「スリープログループ」の施工事例

公共施設/一般建築

市役所などの公共施設では、地域住民の交流を促し、気軽に利用できる空間をつくるために透明シャッターが活用されています。

  • 築上町役場 | 屋内外の境界を感じさせない開放感を演出する
  • 南三陸町役場 | 人の交流を促進する空間づくりを実現する

築上町役場 | 屋内外の境界を感じさせない開放感を演出する

築上町役場では、住民プラザの大開口部に透明な折戸シャッター「イスターカーテン(あけてんで)」を導入し、屋外と一体となった広々とした空間を実現しています。

折戸シャッターはコーナー柱が不要な設計で、全開放時には屋内外の境界を感じさせない開放感を演出できるのが特徴です。

さらに、ビルサッシ同等の気密性・水密性・耐風圧性・遮音性を備えています。

快適だけではなく、安全も両立させており、高い評価を得ています。

「築上町役場」の施工事例

南三陸町役場 | 人の交流を促進する空間づくりを実現する

南三陸町役場では、地域コミュニティスペースに透明な大開口折戸シャッター「イスターカーテン(あけてんで)」を導入し、開放感と人の交流を促進する空間づくりを実現しています。

透明な大開口折戸シャッターは全開時に柱や障害物が残らず、屋外をシームレスにつなげられます。

そのため、イベントや日常利用で自由に人が出入りできる開放的な空間の提供が可能です。

また、サッシのような性能が備わっているため、透明シャッターと言えど『窓』としても扱われたりします

「南三陸町役場」の施工事例

株式会社TOKOの横引きシャッター「イスターカーテン」は、スタイリッシュな外観で建築意匠に調和します。

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透明なシャッターに使われている主な素材

透明なシャッターに使われている主な素材

透明シャッターのパネル部分には、屋内では主に「ポリカーボネート」や「アクリル」など、透明で硬質な樹脂素材が使われており、対して、屋外では耐候性の高い「ガラス」が採用されやすい。

樹脂素材はガラスのように高い透明性を持ちながら、ガラスよりも軽量で割れにくく、加工しやすいのが特徴です。

そのため、店舗やギャラリーなどで、閉店後も店内を美しく見せつつ店内が外から見えることにより防犯性を確保したい場合に多く樹脂素材が採用されます。

例えば、アパレル店や宝飾店では、防犯目的としてアルミなどの金属製フレームにポリカーボネートやアクリルの板をはめ込んだシャッターがよく用いられています。

透明なシャッターを店舗に設置する3つのメリット

透明なシャッターを店舗に設置する3つのメリット

透明シャッターを店舗に設置することで、以下の3つのメリットが得られます。

  • 店舗内の「見せる力」と「守る力」を両立できる
  • 視認性・デザイン性が向上する
  • イメージや用途に合わせて多様な仕様が選べる

上記のメリットを理解し、自社の店舗に導入すべきか検討してみましょう。

店舗内の「見せる力」と「守る力」を両立できる

透明シャッターは、店舗の「見せる力」と「守る力」を高いレベルで両立させられるのがメリットです。

シャッターを閉めていても、中のディスプレイや内装をそのまま外部に見せられるため、閉店後も店舗の魅力を通行人にアピールし続けられます。

これは、24時間稼働するショーウィンドウのようなものであり、強力な「見せる力」でもあります。

一方で、強度の高い素材と頑丈なロック機能が、大切な商品をしっかりと「守る力」も発揮しているのが大きな魅力です。

視認性・デザイン性が向上する

透明なシャッターを店舗に設置すると、視認性とデザイン性が大きく向上します。

透明シャッターは外部から店内の様子を自然に見せられるため、閉店後もディスプレイや商品、店舗の雰囲気をアピールできるのがメリットです。

売り込んでいる感も少ないため、人の視線を惹きやすくなります。

さらに、ガラスのような透明感と美しい質感がデザイン性を高め、店舗全体の印象を洗練されたものにします。

上記の特徴により、店舗のブランディングや集客力アップにもつながるのです。

イメージや用途に合わせて多様な仕様が選べる

透明なシャッターは、店舗のイメージや用途に合わせて多様な仕様やデザインを選択できる点が大きなメリットです。

それだけではなく、開閉方式やサイズ、色、素材のバリエーションも豊富に用意されているのが特徴です。

そのため、ファサード(建物を正面から見たときの外観)のデザインや店舗のコンセプト、設置場所の条件に応じて最適な仕様を選べるのが魅力です。

自社に合う透明なシャッターを選ぶための3つのポイント

自社に合う透明なシャッターを選ぶための3つのポイント

多くの選択肢の中から、自社に本当に合う透明シャッターを選ぶには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

ここでは、選ぶ際の3つの重要なポイントを解説します。

  • 素材の特徴を比較する
  • デザイン・カラーバリエーションを確認する
  • メンテナンス性・アフターサービスも考慮する

上記のポイントをしっかり押さえて、後悔のない製品選びをしましょう。

素材の特徴を比較する

自社に合う透明なシャッターを選ぶ際は、主な素材である「ポリカーボネート」と「アクリル」「ガラス」の特徴を比較し、用途や重視する性能に応じて選択することが重要です。

ポリカーボネートは高い耐衝撃性と柔軟性を持ち、防犯性や安全性が求められる場所に適しています。

一方、アクリルは透明度が高く、見た目の美しさや光の透過性を重視する場合に向いていますが、ポリカーボネートほどの強度はありません。

また、ガラスは最も傷がつきにくく、不燃素材であることが特徴として挙げられ、

それぞれは価格や耐候性、傷のつきやすさなどで選択されてることも多く、

そのため、設置場所や目的に合わせて最適な素材を選ぶことで、長期的な満足度やコストパフォーマンスが向上します。

デザイン・カラーバリエーションを確認する

自社に合う透明なシャッターを選ぶ際には、デザインやカラーバリエーションを事前に確認しましょう。

店舗や建物のイメージに最適なものを選択することが重要です。

透明シャッターは、単に透明性や防犯性だけでなく、枠やパネル部分の色や質感、全体のデザインバリエーションが豊富に用意されています。

そのため、建物の外観やブランドイメージに合わせた細やかな演出が可能です。

また、ファサードの美観を損なわず、店舗の個性や魅力を最大限に引き出すこともできます。

メンテナンス性・アフターサービスも考慮する

透明なシャッターを選ぶ際は、メンテナンス性やアフターサービスの充実度を考慮することが重要です。

シャッターは日々の使用や環境によって劣化や故障が避けられません。

定期的なメンテナンスを行うことでトラブルや性能低下を未然に防ぎ、安全性と利便性を長期間維持できます。

また、信頼できる業者による迅速な対応や、修理後のアフターフォロー・保証内容の充実度は、万が一のトラブル時にも安心して運用できる大きなポイントです。

透明なシャッターを導入するなら施工実績が豊富な「イスターカーテン」がおすすめ

透明なシャッターを導入するなら施工実績が豊富な「イスターカーテン」がおすすめ

透明シャッターは、店舗や施設にセキュリティと開放感をもたらす優れた設備です。

シャッターを閉めた後も、内部のディスプレイや空間を美しく見せられる点が大きな特徴です。

主な素材にはポリカーボネートなどが使われ、ガラスのような高い透明性と強度を両立しています。

日中は自然光を取り込み、施設内を明るく保つことで、照明コストの削減や作業効率の向上にも貢献します。

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