学校用の間仕切りの導入を検討する中で、以下のお悩みはありませんか?
「学校に設置する間仕切りには、どのような種類があるのだろうか」
「施工事例や価格、安全性を詳しく知りたい」
学校の間仕切りは、学習環境や安全性に影響するため、慎重な選定が求められます。しかし、さまざまな種類の間仕切りが存在するため、最適な製品を見つけるのは簡単ではありません。
本記事では、学校用の可動間仕切り施工事例や、可動間仕切りで重要視すべき性能を解説します。本記事を参考にして、学校に最適な間仕切りを選定してください。
なお、学校用の間仕切りに必要な性能や設置方法に関して専門家に相談したい方は、ぜひ「株式会社TOKO」にご相談ください。
学校用の可動間仕切り施工事例5選
学校用の可動間仕切り施工事例5選は、以下のとおりです。
- 江東区立某学校 | イスターカーテンミュート
- 豊中市立第一中学校 | イスターカーテンワイドタイプ
- 日体幼稚園 | イスターカーテンあけてんで袖扉タイプ
- 忠岡町立東忠岡こども園 | イスターカーテンあけてんで
- レゴスクール仙台 泉タピオ校 | イスターカーテンスリムタイプ
各事例には、異なる環境や目的に合わせた工夫が凝らされています。他校の事例を参考にして、学校に最適な間仕切りのヒントを見つけてください。
江東区立某学校 | イスターカーテンミュート
江東区立某学校では、調理室と廊下の間に遮音性能に優れた「イスターカーテンミュート」を設置しました。
イスターカーテンミュートの導入により、音漏れが効果的に遮断され、生徒たちがそれぞれの活動により一層集中できる静かな環境が整いました。
また、テラス側に設置された同製品は、全開にすると開放的な空間を生み出します。室内と屋外に一体感が生まれ、換気や採光の面でもメリットをもたらしています。
必要に応じて空間を仕切りつつ、開放感も確保できた点が本事例の特徴です。導入された製品の詳しい情報は、以下のページでご確認いただけます。
豊中市立第一中学校 | イスターカーテンワイドタイプ
豊中市立第一中学校では、多くの生徒が一度に出入りする状況に対応するため「イスターカーテンワイドタイプ」が採用されました。
同製品は、必要に応じて完全に開放できる仕様になっており、混雑時でも大人数のスムーズな動線を確保します。
一方で、人の流れを制限したい場面では、間仕切りを部分的に開放するだけで、動線を効率的に管理可能です。
また、簡単な操作で素早く全開状態にできるため、災害時の避難経路を迅速に確保し、生徒の安全な出入りをサポートします。
本事例で導入された製品の詳細は、下記リンクからご覧ください。
日体幼稚園 | イスターカーテンあけてんで袖扉タイプ
日体幼稚園では、エントランスと遊戯室、2階バルコニーに「イスターカーテンあけてんで袖扉タイプ」が導入されました。
同製品の大きな特徴は、視界を遮る柱を必要としない大開口を実現できる点です。屋内から屋外への視線が遮られないため、開放感のある空間が生み出せます。
また、エントランス部分には袖扉タイプが採用されており、折れ戸本体を動かさなくても、袖扉部分から人の出入りが可能です。
同製品導入後は、普段の出入りがスムーズになり、利便性が大きく向上しました。デザイン性と機能性を兼ね備えた間仕切りを導入し、園舎の価値を高めた事例です。
製品の詳しい情報は、以下のページをご覧ください。
忠岡町立東忠岡こども園 | イスターカーテンあけてんで
忠岡町立東忠岡こども園では、建物の間口に「イスターカーテンあけてんで」が設置されました。
同製品は大開口折れ戸でありながら、以下の項目でJISが定めるビル用サッシと同等の高い性能基準を満たしています。
- 気密性
- 水密性
- 耐風圧性
- 遮音性
高い性能を有するため、外部の騒音や天候の影響を受けにくい、快適で安全な室内環境が実現しました。
また、間仕切りをフルオープンにすれば、普段は別々の保育室で過ごしている子どもたちが、広々とした空間で一緒に活動できます。
イスターカーテンあけてんでの詳細は、以下のページでご確認いただけます。
レゴスクール仙台 泉タピオ校 | イスターカーテンスリムタイプ
レゴスクール仙台 泉タピオ校では、「イスターカーテンスリムタイプ」で、レゴを連想させるカラフルな色彩と曲線美が特徴的な空間が作られました。
同製品は、優れた頑丈さとシースルー性を兼ね備えています。曲線的な壁面にも設置可能で、デザインの自由度が高い点も魅力です。
また、コンパクトな納まりを実現するスリムなフレームでありながら、強度は十分に確保されています。
イスターカーテンスリムタイプは、空間のコンセプトに合わせて柔軟な対応ができるため、教育施設にもおすすめです。製品の詳しい仕様は、以下のページでご覧になれます。
学校用の可動間仕切りの重要な性能
学校に可動間仕切りを設置する際は、子どもたちが安全かつ快適に過ごすために、重視すべき性能が複数存在します。
項目 | 内容 |
安全性 | 子どもたちが触れても安全で、尚且つ強度のある構造であること。 |
防犯性 | 不審者の侵入を防ぎ、簡単に破壊されない頑丈さ。 |
遮音性 | 授業や活動の音漏れを防ぎ、集中できる環境を保つ性能。 |
不燃性 | 火災時に燃え広がりにくい素材であること。 |
フレキシブル | 用途変更に合わせて、レイアウトを柔軟に変更できること。 |
環境性能 | 有害物質を含まない、健康に配慮した素材であること。 |
上記の性能の中でも、特に重視すべきは安全性です。簡易的なパーテーションは、子どもがぶつかった際に倒れる危険があります。
安全な学校環境を築くためにも、床や天井にしっかりと固定され、十分な強度を持つ可動間仕切りを選びましょう。
学校用の可動間仕切りを設置する3つのメリット
学校用の可動間仕切りを設置する3つのメリットは、以下のとおりです。
- レイアウトやデザインを自由自在に楽しめる
- プライバシーを確保できる
- 集中力が向上しやすい空間づくりができる
可動間仕切りを学校に設置するメリットは、単に空間を区切れるだけではありません。
上記のメリットを理解すれば、可動間仕切りが教育環境の質をいかに向上させるかを、より具体的にイメージできるでしょう。
レイアウトやデザインを自由自在に楽しめる
可動間仕切りは、空間を仕切る機能的な役割だけでなく、空間全体のデザイン性を高める役割も担います。
かつての学校は無機質なイメージがありましたが、近年では色や素材にこだわったおしゃれな学習空間が増えています。
例えば、木目調の間仕切りで温かみのある雰囲気を演出したり、カラフルなパネルで子どもたちの創造性を刺激したりすることも可能です。
また、ガラスを取り入れたデザインを選べば、空間を区切りながらも開放感を維持できます。
機能性だけでなくデザイン性も考慮して製品を選ぶと、子どもたちにとって居心地がよく、学習意欲も高まる理想的な空間づくりが実現します。
プライバシーを確保できる
可動間仕切りを設置すれば、周囲からの視線を物理的に遮断し、生徒や教員のプライバシーを保護できます。
仕切りのないオープンな空間は開放感がある一方で、周囲の音や人の出入りが気になり、落ち着かないと感じる方も少なくありません。
特に、相談室や保健室など、プライバシーへの配慮が求められる場所では、間仕切りが必要不可欠です。
独立した空間を作ることで、生徒は安心して悩みを打ち明けられ、教員は個人情報などを安全に取り扱えるでしょう。
集中力が向上しやすい空間づくりができる
学習環境では、集中力の維持は学力向上に直結する大切な要素です。
可動間仕切りは、音漏れや室外からの音の侵入を防ぐ効果があるため、生徒たちが学習に集中しやすい環境を作り出せます。
特に、防音性や吸音性に優れたタイプを選べば、音楽室の楽器の音や、体育館での歓声などが他の教室に響くのを防げます。
また、間仕切りによって適度に視線が遮られると、周囲の動きが気にならなくなり、集中力を高められるでしょう。
可動間仕切りとパーテーションの違い
空間を区切る製品として「可動間仕切り」と「パーテーション」は混同されがちですが、両者の性質は大きく異なります。
項目 | 可動間仕切り | パーテーション |
目的 | 恒久的に空間を仕切る「建造物」 | 一時的・簡易的に空間を分割する「構造物」 |
素材 | スチール、アルミ、木製など頑丈な素材 | アルミ、布など比較的軽量な素材 |
設置 | 床や天井への固定工事が必要 | 置き型など工事不要なものが多い |
特徴 | 遮音性など性能が高い | 比較的安価で移動が容易 |
空間を恒久的にしっかりと区切り、遮音性や安全性を重視する場合は可動間仕切りが適しています。
一方で、費用を抑えつつ、一時的に簡易的に空間を仕切りたい場合はパーテーションがおすすめです。いずれにせよ、用途や目的に合わせて設置する製品を吟味するのが大切です。
安全に空間を区切れる可動間仕切りを探しているなら株式会社TOKOへ
学校に設置できる間仕切りには、さまざまな種類が存在します。
子どもたちの安全と快適な学習環境を第一に考えるなら、パーテーションよりも空間をしっかりと区切れる可動間仕切りがおすすめです。
可動間仕切りの設置には、工事が必要になるケースもありますが、パーテーションにはない多数のメリットを享受できます。
音漏れを軽減できる素材の製品を選べば、プライバシーを守るだけでなく、子どもたちが静かな環境で学習に集中できるでしょう。
なお、学校用の間仕切りに必要な性能や設置方法に関して専門家に相談したい方は、ぜひ「株式会社TOKO」にご相談ください。